今回ご紹介するのはヒトデさん著「『ゆる副業』のはじめかた アフィリエイトブログ」です。
- 在宅勤務で時間もできたし、自宅で稼いでみたい
- アフィリエイトに関心があるけど、具体的にどうブログを開設していけばいいの?
- ブログ運営の全体像を知りたい
という方におすすめの書籍です。
本書を読むことで、初心者でもアフィリエイトブログを始める手順がわかります。またブログの成功を掴むポイントとなるSNSとの向き合い方や、ブログの書き方などわかりやすく理解することができます。
本の概要
全部で8章まであり、内容としては4種類に分けられているように感じました。
【第1章・第2章】ブログで稼ぐメリットの紹介と準備
【第3章・第4章】ブログを立ち上げて書いてみよう
【第5章〜第7章】ブログで稼ぐ方法のコツ
【第8章】ブログを続けるには?
これらの章を「基礎知識」「時短」「集客」「売上アップ」「センス不要」「モチベーション」のジャンル6つで分類されています。そのため初心者が読むのはもちろん、ブログに慣れてきた中級者もジャンルを頼りに気になるところを読み返しやすい仕様となっていました。
具体的なアクションプラン3つ
本書を踏まえて、「ブログを始めたけど投稿した記事がしっくりこない」という方に向けてアクションプランを3つご紹介します。
そもそもブログって何を書けばいいのかを知る
はじめてのブログは「ほぼリサーチしなくてもいい題材」がおすすめ!
ヒトデ著「『ゆる副業』のはじめかたアフィリエイトブログ」
稼げるブログを作成するには、「自分が他の人より有利な点で戦うことが重要」だと著者のヒトデさんは述べています。
有利な点とは、特殊な業界の実務経験があるという経験、自分が熱狂的にハマっている趣味など他の人より詳しいと思えるジャンルです。
経験やハマっていることがあれば、もともと調べ尽くして体感済みなことも多くリサーチする手間が省けますし、ブログを継続する上でイヤイヤ取り組む必要がなくなります。
よし、なるほど!得意なことで書けばいいのか!早速ブログを始めて書こう!とした時。
「自分が他人より有利な点ってあるだろうか……」
「これは得意かもしれないけど人様にお話しできるような習熟度ではないしなぁ」
と考えてしまいませんか?
実は私も同じ考えを持っていました。その考えに囚われすぎて数年間ブログをやるのに躊躇していたほどです(苦笑)
得意なものができるまでは書けない、有利なものを作ってから……といつまでも続けられない負のスパイラル。
ですが本書の一言に「はっ!」としました。そのおかげでハードルが下がりブログを開設したと言っても過言ではありません。
「これから勉強したいジャンル」を選ぶのもあり
ヒトデ著「『ゆる副業』のはじめかたアフィリエイトブログ」
今は知識が不足していても、これから詳しくなるために勉強して努力したプロセスが、他の人にとって非常に価値のある情報となります。
例えば私の場合、ブログを始めた理由の一つに「新米マーケターで知識が不足しているから、実践を通してマーケティングを学びたい」ことが挙げられます。
そしてこのブログがマーケティングについて語るブログなら……?
残念ながら新米マーケターである私のブログは、ベテランマーケターの方が書くマーケティングに関するブログに知識量で敵いません。
すでにマーケティングの職歴が長く仕事のヒントを探している方は、このサイトではなくベテランマーケターのブログを探した方がいいでしょう。
しかし、これからマーケティング職についてみたいと考えている方や、私よりも新米でベテランマーケターの知識に理解が追いつかず困っている方が読んでいたら?勉強した過程がお役に立てるかもしれません。
このように、ブログを書く人の理解度がばらばらであると同時に、読む人の理解度も千差万別です。そのため、最初から詳しくないからこそ戦えることを本書から学びました。
特化ブログと雑記ブログのメリット・デメリットを知る
特化ブログとは特定のジャンル1つを深掘りして書くブログ、雑記ブログは特定のジャンルを作らず好きな内容を書くブログです。
結論からいうと、好きなものや得意なものがまだない方は雑記ブログ、好きか得意なジャンルがある人は特化ブログが向いていることがわかりました。
特化ブログ
収益目的なら迷わず特化ブログからスタート
ヒトデ著「『ゆる副業』のはじめかたアフィリエイトブログ」
このブログで言えば、本の書評をひたすら書くブログに突き進めば特化ブログ。
書評だけではなく、他の趣味である「apple製品」「文房具」「運動不足でジムに通っている体験談」などジャンルが多岐に渡った場合には雑記ブログ。ということになります。
「一つのジャンルに絞らなくても、複数ジャンルで幅広く集客して稼ぐことが可能なのでは?」
と思えますが、特化ブログならではの強みが収益につながると書かれています。
特化ブログが収益面で有利な理由は、「1つのジャンルを掘り下げられるので、熱量の高い読者を集めやすい」からです。
ヒトデ著「『ゆる副業』のはじめかたアフィリエイトブログ」
熱量の高い読者を集めやすいということは、ブログで取り扱っている商材への購入意欲を高めやすいということか、と腑に落ちました。
先程の例で言えば、書評に特化したブログであれば「読書が好きで新しい本を探している」「読んだ本に似ている他の本はないかな?」など読書に対して関心が高い層をターゲットにできます。
ですが、これが雑記ブログで本以外のことが書かれている場合、そうはいきません。
書評で本を読みたい層が、「今日の筋トレはいい感じに筋肉を仕上げることができた。運動後はプロテイン摂取がおすすめだからぜひプロテインを購入してみてください!」という記事に高い反応を示すでしょうか?いやしないでしょう。
中には「筋トレ好き」かつ「読書好き」という方もいるかもしれません。
しかし、書評特化ブログであれば「筋トレに関心ない」が「読書は好き」という層も拾えることから狙ったターゲットが商材に結びつきやすくなります。
雑記ブログ
ただし、雑記ブログは稼ぐ面ではなく運用する面でメリットがあるということが本書でわかりました。
なんでも書けるということは、制限なくかけるということです。特化ブログであれば一つのジャンルで書くという制限がありネタ切れが起こりやすいことが想定できます。
雑記ブログであれば、どのジャンルが自分にとって継続しやすいか?読者から反応がいいか?がわかりますね。
ちなみに本ブログは、書評の特化ブログを目指していますが、特化することに囚われて継続できなくなるくらいなら幅を広げて雑記ブログにする予定です。
記事に必要な5つの要素を意識する
ブログ記事に必要な要素は下記の5つと書かれています。
「記事タイトル」「アイキャッチ画像」「リード文」「見出し」「本文」の5つです。
ヒトデ著「『ゆる副業』のはじめかたアフィリエイトブログ」
ここで学んだことは、ブログ記事の大半を占める「本文」よりも「記事タイトル」「リード文」「見出し」の3つの要素の方が重要だという意見です。
記事タイトルと見出しは想像がつきやすいと思いますが、リード文は人によってはなんだそれ?と思う方もいらっしゃると思います。
本文に入る前に「この記事はこんなことが書いてありますよ」と説明する導入文のことです。読者はここで「この記事を最後まで読むか」「この記事は読む価値があるのか」を判断する
ヒトデ著「『ゆる副業』のはじめかたアフィリエイトブログ」
流れとしては「記事タイトル」でちょっと読んでみようかなと思うきっかけを作り、リード文で「あ、読んでみようと思ってた内容のこと書いてありそう」と本文に入る動機を作り見出しを作ることで読みやすくするということになります。
本記事で言えば、下記の通り意識しています。
記事タイトル:【書評】「ゆる副業」のはじめかた アフィリエイトブログ
→アフィリエイトに興味あるから、ヒトデさんが書いた「『ゆる副業』のはじめかた」の本読んでみたかったんだよな。買う前に書評見てあらすじ把握するか
リード文:本書を読むことで、初心者でもアフィリエイトブログを始める手順がわかります。
→初心者でもいけるんだ!具体的にはどう始める手順があるんだろう?
見出し:具体的なアクションプラン3つ
→具体的な施策はここに書いてあるのか。どれか一つでも自分が試せることあるかな?
まだまだ精進しなくてはいけないことは多々ありますが、ヒトデさんのいう5つのポイントを意識して書くようにしています。
まとめ
【総評】
初心者が何かアフィリエイトブログってどう運営すればいいいのか?と考えている人におすすめの本でした。
【まとめ】
- ブログってそもそも何を書けばいいのか?
- 自分が他の人より有利な点で戦うことが重要
- 有利な点がない場合、学んでいく過程を発信する
- 特化ブログと雑記ブログのメリット・デメリットを知る
- 特化ブログのメリット:同じ関心を持っている読者を集めやすく、収益化しやすい
- 雑記ブログのメリット:なんでも書ける。ジャンルの制限に囚われないため継続しやすい
- 記事に必要な5つの要素を意識する
- 必要な要素5つとは「記事タイトル」「アイキャッチ画像」「リード文」「見出し」「本文」
- 中でも「記事タイトル」「リード文」「見出しが重要」
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